遠くのアナタへ･･･

届くといいな、と

だってインターネットはどこにだって繋がってるんだから☆

アナタがいなくなったことに、まだ実感がもてない私です。
だからまだ泣きません。
今泣くとたぶん否定しちゃうから。
私が生を受けてから、アナタの歴史は変わったのでしょうか？
私はアナタの生に彩りを持たせることができたでしょうか？
良くも悪くも、アナタの人生で私の存在は意味のあるものだったでしょうか？
私はアナタがいてこその今です。
私が作られる前にアナタは一仕事してくださった。
悲しみの果てに、私を形成する仕事もしてくださった。
だから今を得られました。
アナタが消えるということを考えたことはありましたが、やはりコワイものでした。
遠くへ行ってしまう、それは画面の中の彼が亡くなった時とは違うもの。
受け止めるだけじゃダメなもの。
私は事実を受け止めた上で、何ができるのでしょうね。
何かアナタに届けますよ。
遠くにいても見つけられるように。
サイゴに大切な方がいてくれてよかったです。
間に合わなかった大切な方々もいたけど、それでも最愛の方だけは。
ちゃんと静かに眠れたならいいです。
あの子達もあの方達もアナタの周りの人全てが少しは救われました。
人生の終わりが見えるって、どんな気持ちなのか私にはわかりません。
だからアナタのサイゴの思いとか、わかりません。
ただ思うのは、消えてなくなったあとの空洞がスカスカして、これがどんなに監督に手紙を出しても埋まらない、代用のないものだと虚しい、今はそれだけ。
アナタの残してくれたものはちゃんと受け継ぎます。
まだ少し味が強いけど、少しずつ少しずつ改善していって、いつか次の世代に引き継がせます。
アナタの味は私の大好物でした。
もし天国があるのなら、と夢見がちなことを言いますが、大切な人の幸せを願うのは当然ですもの、信じてもいいじゃないですか。
もし、天国があるならね、アナタが生み出せなかった方と、アナタを生み出した方々と、先にいってる方々と一緒に、こっちのみんなのマヌケな人生を見ててください。
ちゃんと見えるように私は頑張ります。
あれ、さっきも言ったか？
とりあえず、返信がこないメールを送るのは少し寂しいものですね。
ちゃんと返事的な物、後日伺ったときに聞きたいものです。
大好きです。
過去形になんてしません。
継続中ですから。
今までありがとうございました。
これからもお世話になります。

私より